仕上がり 4.2kg】
・乾燥大豆/1kg
・麦こうじ/1kg
・塩/500g(その内25gは別にとっておく)

道具】
・容器(約5L)
・消毒用にアルコールスプレー、又は35度以上のホワイトリカー
・大豆を茹でる鍋
・ボウル、ザル
・めん棒か、フードプロセッサー
(めん棒の場合は、厚手のビニール袋か、すり鉢も使う)

・重し(300g~500g位)重さがあれば何でもOK。(私は、ビニール袋に300g~500g位の塩を入れて使っています。)

広い場所の方が作業しやすいので、新聞紙を広げた上にビニール袋を敷いて作業しています。

1.前日に大豆を水洗いし、たっぷりの水で約12時間浸す。

次の日には、大豆が約2倍位の大きさになっています。


2.大豆を水から煮る。(煮る時間、約2時間!)
最初は強火で、沸騰したらお玉で白い泡の塊の様な灰汁を取り除く。その後、弱火で煮る。フタはしなくてOK。
煮ている途中に、水位が減ったら水を足す。鍋の底に大豆がくっついてこげない様、時折お箸で混ぜてください。大豆を親指と小指ではさんで、つぶれる位になればOK。

3.大豆をザルにあげる。(煮汁は、後ほど使う為、捨てないで!)
 
4.塩切りをする。
麦こうじ全量をパラパラと手をこすりあわせてほぐし、塩(475g)と混ぜあわせる。
 
5.温かいうちに大豆をつぶす。

・めん棒でつぶす場合・・・・・すり鉢に大豆を入れてつぶすか、厚手のビニール袋に大豆を適量入れ、めん棒で上からおしつぶす。なめらかな感じになればOK。
・フードプロセッサーでつぶす場合・・・・・
大豆を入れて回すだけ!(途中回りにくくなったら、煮汁を少し足すと回る様になります。)簡単で早いです。

 
 

6.(4)と、(5)をまんべんなく混ぜ合わせ、みそ玉を作る。

耳たぶ位の柔らかさになる様、とっておいた大豆の煮汁を少しづつ加え調整する。
ソフトボール位の団子状にする。いろんな大きさがあってもOK。
みそ玉を丸める時に、指の間から煮汁が少し出てくる位が目安。
(柔らかすぎると傷みやすくなるので注意)
米麹に比べて、麦麹の方が少し固い様に思います。
 

7.消毒した容器に、みそ玉を投げ入れる。

端にみそ玉を投げ入れる!投げ入れたみそ玉を、すき間を無くす様に手で押さえて平にしていく。(空気が入らない様にする為)
 

8.アルコールで湿らせたキッチンペーパーで容器の内側の汚れをふきとり、味噌の上に塩(25g)を薄く振る。カビ防止の為、特にふち回りに。。

 

9.塩の上にラップをかぶせ、重しをおく。
空気に触れるとカビが発生しやすくなりますので、ピッタリとラップをして、重しをおく。

10.いよいよ完成! 直射日光が当たらない様に、新聞紙で包む。

出来るだけ温度変化が少ない場所に置く。(冷蔵庫は、熟成が進まないので不向きです。)10カ月~1年熟成させて完成!

材料の麦こうじは、富澤商店で購入しました。

麦こうじ